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「俺は認めないから」という言葉
夜中にB氏が電話してきた。
電話に出るなり怒られた。
私に怒っているわけじゃなくて、
私を病気にした運命にものすごく怒っていた。
その気持ちが痛かった。

そんなに普通なのに、この前だって普通だったのにふざけんなよ
俺こういうのだめなんだよ
こんな身近な大事な人間を失うかもしれない経験なんてないんだから
頼むよ、お前いなくなるなんて絶対ゆるさねぇ
誰がなんと言おうと俺は認めねぇ
さっさと治して退院してこい
飲みに行くぞ
いいかわかったか


そう言いながら、彼は電話の向こうでぐしゃぐしゃに泣いているようだった
もういい大人の彼が
いつも悪ぶってる彼が
お前なんて遊びだ、みたいに平然としている彼が
私のために泣いていた。
子どもみたいに、何を言ってるかわからないくらい泣いていた。

それから
「俺に‘世界の中心で愛を叫ぶ’をやらせるつもりか!」
とも言っていた。

ここまで言われて泣かない女がいるだろうか。
私は泣いているのを隠しながら
「言っとくけど死ぬ気なんてないし、
 私はまだあんたとも遊ぶし、旅行だって行く約束は果たしてないし、
 まだまだ酒だって飲むんつもりだから、怒らないでよ。
 もう二度と泣かせないから、
 まだ葬式なんて呼ばないから
 泣かないで、少しの間だけ待ってて」
と言った。

何度も怒られて、その怒られた分だけ彼が私を大切に思ってくれているのがわかって
胸が切なくて切なくて。

こんなオトコがいる間はやっぱり死ぬわけにはいかない。
治す。
で、もっと遊んでやる。
バチが当たったなんて思わない。
そんなふうに思っていたら、気持ちが病気に負けてしまう。
| 私の中の真っ黒な部分 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
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